ようこそ、木樽が織りなす、芳醇なる香りの世界へ
グラスに注がれた深く濃い赤紫色からは、力強い印象を受けますが、一口含めばそのイメージは心地よく裏切られます。
スッキリとした飲み口と、シャープでありながらも熟成によって角の取れた滑らかな酸味が特徴。
ベリー系の凝縮された果実味に、フレンチオーク樽由来のバニラやココナッツ、トーストのような甘く香ばしい「ほのかな樽香」が優しく寄り添い、華やかで複雑なアロマを織りなします。
柔らかなタンニンとバランスの取れた深みのある味わいは、時間と共にまろやかに変化し、長い余韻へと誘います。
「TOA200 風」に込めた想い
私たち和歌山湯浅ワイナリーの「TOA200」シリーズは、ぶどうのポテンシャルを最大限、いえ、200%引き出すという熱い想いを込めた特別なラインナップです(「海」シリーズと同様)。
その中でも「風(かぜ)」と名付けたこのワインには、木樽での熟成がもたらす特別な意味を込めました。
ぶどう畑を吹き抜ける清々しい風のような爽やかさと、フレンチオーク樽由来の複雑で奥深い香りが幾重にも広がり、時間という風がワインを優しく磨き上げていく様をイメージしています。
熟成という「時」が織りなす、変化に富んだエレガントな味わいを感じていただきたいという願いが込められています。
「海」とは異なる、もう一つの赤の可能性を求めて
ステンレスタンクでフレッシュな果実味を追求した「TOA200 海」シリーズとは異なる、もう一つの赤ワインの可能性を追求したい――その想いが、この木樽熟成「TOA200 風」開発の原点です。
「海」が日常に寄り添うスタイルだとすれば、「風」は、少し特別な日や、じっくりとワインと向き合いたい時に楽しんでいただけるような、より深みと複雑さ、そして熟成感を備えたスタイルを目指しました。
ぶどうのポテンシャルを最大限に引き出しつつ、フレンチオーク樽がもたらすエレガントな熟成感をいかに調和させるか。
ステンレスタンクで丁寧に発酵させた後、選りすぐりのスガモロ社製最高級フレンチオーク樽で6か月間じっくりと熟成。
この繊細なプロセスが、サクラアワード2025 GOLD受賞という形で評価されたことは、私たちにとって大きな誇りです。
山梨×長野の恵みと、フレンチオークの魔法
このワインの奥深い味わいは、厳選されたぶどう品種と、それを優しく育むフレンチオーク樽との出会いによって生まれます。
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ぶどう品種:「TOA200 海」赤ワインと同じく、長野県産「カベルネ・ソーヴィニヨン」、そして山梨県産「北杜の雫」「マルスラン」をブレンド。樽の個性に負けない、しっかりとした果実味と骨格を持つぶどうが、このワインの基盤です。
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フレンチオーク樽:スガモロ社製の最高級フレンチオーク樽を使用。きめ細かい木目と上品な香りが特徴で、私たちが目指すエレガントなスタイルに最適です。新樽比率は少なめに抑え、残りは2~4年使用した古樽をバランス良く組み合わせることで、樽香が強すぎることなく、ぶどう本来の風味と美しく調和するように細心の注意を払っています。トーストレベルはミディアムで、甘く香ばしいニュアンスを引き出しています。 この6か月間という熟成期間は、ぶどうの果実味と樽の風味が程よく溶け合い、タンニンが滑らかになる最適な時間だと判断しました。
醸造責任者:西馬 功より
「その土地ならではの個性を最大限に引き出し、飲む人の心に響くワインを」。
この「TOA200 風」では、ぶどうのポテンシャルとフレンチオーク樽の個性をいかに調和させ、深みとエレガンスを両立させるかに特に心を砕きました。
ステンレスタンクで丁寧に発酵させた後、樽に移し、熟成中のワインの状態を定期的に確認しながら、最高のタイミングで瓶詰めする。
樽の管理は非常に繊細ですが、一口飲むごとに新しい発見があるような、そんな奥深いワインを目指し、チーム一丸となって愛情を込めて醸造しています。
プロが語る、このワインの魅力
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香り:グラスからは、まずカシスやブラックチェリーのような凝縮した黒系果実の香りが立ち上ります。続いて、フレンチオーク樽由来の甘く香ばしいバニラやココナッツ、軽くトーストしたパンのようなニュアンスが優しく重なり、複雑で華やかなアロマを形成しています。
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味わい:「北杜の雫」由来のしっかりとした酸が骨格を支えつつも、樽熟成によって角が取れ、滑らかな印象。柔らかなタンニンと華やかな樽香がバランス良く調和し、深みのある味わいを生み出しています。スッキリとした飲み口でありながら、余韻は長くエレガントです。
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色合い:深く濃い、輝きのある赤紫色。
もっと美味しく!ソムリエのおすすめ
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温度:16~18℃くらいの、赤ワインとしてはやや高めの温度がおすすめです。香りが豊かに開き、味わいの複雑さや樽のニュアンスを存分に楽しめます。
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グラス:香りをしっかりと捉え、空気に触れさせることで味わいの変化を促す、大きめのボルドー型が良いでしょう。
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デキャンタージュ:開けたてでも十分楽しめますが、より早く香りを開かせたい場合や、若いヴィンテージの場合は、30分~1時間程度のデキャンタージュもおすすめです。味わいがより滑らかになり、複雑なアロマが引き出されます。
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時間と共に楽しむ:グラスに注いでから時間の経過とともに、タンニンがより滑らかになり、隠れていたスパイスや土のような複雑な香りが現れ、余韻もより長く深みのあるものへと変化していきます。ぜひ、ゆっくりと時間をかけて、この変化をお楽しみください。
品名 |
TOA200 風(木樽熟成)赤ワイン |
品目 |
果実酒(赤ワイン) |
ヴィンテージ |
2021 |
ぶどう品種 |
長野県産 カベルネ・ソーヴィニヨン、 山梨県産 北杜の雫、マルスラン |
内容量 |
720ml |
アルコール分 |
12度 |
味わいタイプ |
ミディアムボディ / やや辛口 |
色 |
深く濃い赤紫色 |
醸造方法 |
ステンレスタンク発酵後、スガモロ社製フレンチオーク樽にて6ヶ月以上熟成 |
樽熟成期間 |
6ヶ月間 |
生産本数 |
年間約1,500本(数量限定) |
飲み頃温度 |
16~18℃ |
酸化防止剤 |
亜硫酸塩 |
ワイナリー |
和歌山湯浅ワイナリー |
こんなお料理とご一緒に!
フレンチオーク樽の芳醇な香りと深みのある味わいを持つ「TOA200 風」は、しっかりとした味わいのお料理と素晴らしいマリアージュを奏でます。
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リッチな肉料理と:
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ローストビーフ、牛肉の赤ワイン煮込み、ビーフシチュー
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ハーブを効かせたサーロインステーキ
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鶏の照り焼き(少し甘辛く、山椒をピリッと効かせたものが特におすすめ)
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ジビエや熟成チーズとも好相性:
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鹿肉のローストなど、ジビエ料理
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コンテやミモレットなど、少し熟成したハードタイプのチーズ
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食後のひとときにも: チョコレートやドライフルーツと一緒に、ゆっくりと楽しむのもまた格別です。
記念日のディナー、大切な人との食事、頑張った自分へのご褒美として、少し上質な時間を演出したい時に最適です。
スタッフ① |
フレンチオークとワインのバランスの取れた樽香を感じ、軽すぎず重すぎない丁度良いミディアムボディが好きになりました。 |
スタッフ② |
複雑な味わいと滑らかさが良い。樽熟工程が複雑で奥行きのある香り・味わい・厚みを感じさせる。 |
スタッフ③ |
トータルバランスが取れている。木樽熟成のほのかな香り。でも重くなくて飲みやすい。口当たりがよく、丸みのあるまろやかな味わい。 |
私たちの故郷、私たちの想い
2019年創業。
私たちは、醤油発祥の地として知られる和歌山県湯浅町にあります。
古くからこの地に根付く「発酵文化」を受け継ぎ、湯浅ならではの、そして和歌山ならではの個性を活かしたワイン造りを目指しています。
和歌山の豊かな気候風土と真摯に向き合い、ぶどうのポテンシャルを最大限に引き出した高品質なワインを、皆様の食卓へお届けすることをお約束します。
山梨と長野の恵み、そしてフレンチオークの洗練
このワインに使用しているぶどうは、長野県の冷涼な気候が育む綺麗な酸を持つ「カベルネ・ソーヴィニヨン」と、山梨県北杜市の太陽をたっぷり浴びた凝縮感のある「北杜の雫」「マルスラン」。
これらのポテンシャルを秘めたぶどうを、フランス・スガモロ社製の最高級フレンチオーク樽で丁寧に熟成させることで、それぞれの個性が調和し、深みとエレガンスを兼ね備えた味わいが生まれます。