【ストーリー】和メルロロゼ
和歌山湯浅ワイナリー初めての本格ロゼへの挑戦
「日本の食卓、特に多様な味わいを持つ和食や、近年ますます人気が高まっているアジア料理にも幅広く寄り添える、高品質なロゼワインを造りたい」。
その長年の想いが、私たち和歌山湯浅ワイナリーにとって初めてとなる、この本格的なロゼワイン醸造への挑戦の始まりでした。
目指したのは、単に色が綺麗なだけのロゼではありません。
飲みごたえがあり、複雑な風味も楽しめる、食事と共に真価を発揮する「本格的な辛口ロゼ」。
そのために選んだぶどうは、赤ワイン用のメルロー。
この品種のポテンシャルを、ロゼワインという形で最大限に引き出すことに全力を注ぎました。
美しい色合い、フレッシュな果実味、そして複雑な香りの完璧なバランスを追求し、果皮との接触時間や発酵管理には、これまでにないほどの細心の注意を払いました。
これは、単に「薄い赤ワイン」ではない、ロゼならではの魅力と可能性を追求した、私たちの新しい物語の始まりです。