【ストーリー】TOA200空

日本のぶどうで、世界に通用する木樽熟成赤ワインを

「日本のぶどうを使って、世界に通用する本格的な木樽熟成の赤ワインを造りたい」。
それは、私たちにとって長年の夢であり、大きな挑戦でした。
特に、類まれなポテンシャルを秘めた希少品種「北杜の雫」との出会いは、その夢を現実へと近づける大きな一歩となりました。
このぶどうならば、フレンチオーク樽が持つ芳醇な風味と見事に調和し、複雑で深みのある、記憶に残るワインが生まれるはずだと直感したのです。
発酵から熟成までの全てを木樽で行う「オール木樽仕込み」は、温度管理をはじめ非常に手間と時間がかかります。
しかし、樽の中でゆっくりと育まれていくワインの成長を見守る時間は、まるで我が子を育てるような愛情と喜びに満ちたものでした。
目指したのは、力強さの中にもエレガンスと繊細さを兼ね備え、飲む人の心を動かす、いつまでも記憶に残るような味わいです。
その私たちの挑戦が、日本ワインコンクール銀賞、そしてサクラアワードGOLDという形で認められたことは、この上ない喜びです。